母のリクエストでキーケースを作る。

母が引き出しから小さい紙袋をだして

私に差し出しました。

 

この袋で、家の鍵を入れるケースを作って と。

 

元々入っていたものは何だか忘れたとの事。

知り合いからのお土産で

根付のようなものだったかもしれない、と。

 

私もこの袋を手に取って、

表も裏もひっくり返してジーっと眺めていました。

 

なかなか趣のある、素敵な袋だ。

このくらい小さい袋は

お土産物を貰った時くらいしか

手に入らないな。

 

だから逆に珍しく

丈夫で長く使えるものを作りたいと思いました。

 

さて、どういうデザインにしようか。

袋をそのまま使わなくちゃ勿体ないなあ。

 

そうこう考えて

こういう外見にしました。

 

外側にはループをつけた

これを作ったときには、ブログに載せるつもりがなかったので

工程の写真が残っていません。

 

母からの注文は

バッグの中でわからなくならないように

紐でバッグに括り付けられるようにしてほしいとのことでした。

 

なので、

ループをつくり、そこにカニカン付きのチェーンをつけて

バッグにつけられるようにしています。

 

紙素材を丈夫にするために

例の目隠しシートを全体的に貼り付けました。

 

注意が必要なのですが

「目隠しシート」というものには種類があって

車のガラスに「水を使って」貼り付けるタイプや

透明だけれどかなり薄いタイプもあります。

 

紙に貼り付けるので

シートの裏が粘着性になっているものを使います。

 

袋はいったん一枚の紙にするので

出来る限り出来上がりのサイズに影響しない程度に

両サイドを1~2ミリカットして広げます。

 

粘着目隠しシートは

広げた紙のサイズより1センチくらい大きくカットして

端から空気が入らないように慎重にゆっくりと貼り付けていきます。

ヘラを使うと便利です。

ヘラが無かったら定規とか。

 

表も裏も貼ります。

かなり厚く、丈夫になりました。

 

何度も作って慣れてくると

色んな工夫ができるようになります。

 

先に表に目隠しシートを貼り付けたら

周りの余った部分は裏に折り込んで

裁断面も丈夫にしたりとか

 

裏に貼り付ける時には、万が一はがれてこないように

粘着部分になおかつ強力両面テープの幅が細いものを

周りにだけはりつける、とか。

 

さて、まだ袋には成形しませんよ。

 

中にキーを取り付ける金具を付けますからね。

 

今回は、大きな輪の金具にしました。

輪に袋の端紙でループをつくり

(このループもちぎれないように丈夫にしてあります)

輪を通したループを袋にしたときに下になるあたりに

貼り付けます。

 

ここは見えない部分なので、強力ボンドで貼ってもいいし

強力両面テープを貼り付けた端紙をループにかぶせながら

本体に貼り付けてもよいでしょう。

 

今回の場合は、確かボンドだったと思います。

すでに目隠しシートを貼ったループに塗るので

木工用ボンドでは弱いと思いました。

プラスチックにも使える、強力なものを使ったはずです。

 

袋の下部分、つまり、広げた紙状の折れ線がついているあたりに

いきなり貼り付ける前に、位置を確認します。

 

ここに貼り付けて、上からフックのついた鍵を差し込んで

楽にフックが輪にひっかけられるかどうか。

差し込んだ手は袋の中で手探り状態にならないか。

 

元々小さい袋だから、

手を突っ込めるほど口は広くないから

フックを持った指が

中で探ることなく楽に輪に到達するか。

 

ここが重要ポイントです。

 

輪が大きいので楽にひっかけられる

これが小さい径の輪だったら

遠いので、引っ掛けるのに少し時間がかかったと思いますが

底近くに貼り付けても、輪の径が大きいから

その分口に近く、

引っかけたり取ったりが楽にできます。

 

位置が決まったら貼り付けて

折り線に沿って袋に綴じ

周りは強力ボンドで細く貼り付けました。

 

母のお友達からは

珍しい柄のキーケースだと褒めてもらったそうです。

 

それはそうですよね。

非売品ですからw

 

丁寧に作れば、「珍しい柄」の作品になりますよね。

 

雑貨屋さんに

外国の飼料袋を利用したバッグが売っているのを見たことがあります。

これも、「非売品」のパッケージを使ってリメイクしたものを

新たにおしゃれなバッグとして販売しているわけです。

 

既成の面白い素材を使って丁寧にリメイクすれば

おしゃれな物が作れるんだな、と思ったのが

紙工作のきっかけでした。